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Shopifyのメニュー設計|名前・階層・設定と公開前テスト

Shopifyのナビゲーションは、購入者が探す内容からメニュー名とリンク先を決め、テーマでの表示まで確認して設計します。項目を一律に7つ以内へ減らしたり、階層を増やしたりするだけでは、探しやすさは判断できません。この記事では、メニューの整理表、管理画面での設定、公開前テストの手順を紹介します。

メニュー名より先に、探す目的とリンク先を整理する

最初に、購入者が何を探すかを書き出します。商品名が分かる人、用途で比較する人、配送条件を調べる人では、必要な入口が異なります。問い合わせやストア内検索の言葉を参考に、表示名と行き先を一組で決めてください。

メニュー設計の整理表の例
探す目的表示名の例リンク先で確認すること
商品群から選ぶタオル・寝具該当する商品が一覧で比較できる
用途から選ぶ贈り物を探すギフト対象と条件が分かる
購入前の条件を調べる配送・送料対象地域、費用、発送の案内がある
購入後に相談するお問い合わせ連絡方法と必要な情報が分かる

「Collection」「Journal」のような表現が購入者に伝わるかは、ブランドや利用者によります。日本語へ置き換えることを一律の正解とせず、名前から内容を予想できるかで判断します。社内の部署名や商品管理上の分類を、そのまま使わないようにします。

ヘッダーとフッターで役割を分ける

ヘッダーには商品を探す入口など利用頻度の高い導線を、フッターにはストア情報や問い合わせなどを整理する方法があります。ただし、配送や返品など購入前に必要な情報を、最下部にしか置かない設計が適切とは限りません。商品ページなど、判断する場面からも到達できるか確認します。

メニューの項目数に、すべてのストアへ適用できる正解はありません。似た名前の重複、分類の混在、長すぎるラベルがないかを確認し、探す課題を実際に試して決めます。

Shopify管理画面で設定する手順

  1. 変更前を記録:現在のメニュー名、項目、順序、階層、リンク先を保存します。テーマでどのメニューを使っているかも記録します。
  2. 行き先を用意:商品、コレクション、案内ページなど、リンクする対象を作成・確認します。
  3. メニューを編集:管理画面の「コンテンツ」から「メニュー」を開き、対象のメニューを選びます。
  4. 名前と行き先を設定:項目を追加・編集します。ストア内の対象は、可能なら一覧から選択し、行き先を確認します。
  5. 順序と階層を調整:必要な項目を並べ、子項目は親項目の下へ配置して保存します。
  6. テーマへ割り当て:テーマ編集のヘッダーやフッターで、意図したメニューが選択されているか確認します。

メニューの編集とテーマの表示設定は別の作業です。管理画面で項目を保存できても、公開テーマに別のメニューが割り当てられていれば表示は変わりません。まず表示に使われているメニューを確認してください。

階層を増やす前に、テーマ側の表示を確認する

Shopifyの公式案内では、メインメニューの親項目の下に、さらに2段階の入れ子を作れると説明されています。ただし、表示場所や開き方はテーマによって異なります。最大の深さまで使うことを目標にせず、PCとスマートフォンで目的のリンクへ進めるかを試します。

展開用の親項目と、一覧ページへ進むリンクの操作を区別します。親項目を押すとすぐ移動してしまい子項目を開けない、といった問題がないか確認してください。必要なら子項目に「すべての商品を見る」などの入口を用意し、その役割を伝えます。

公開前に行う表示・操作テスト

メニュー変更後のテスト例
条件試すこと合格の目安
PCの通常表示親項目から子項目へ進むメニューが意図せず閉じず、正しい一覧が開く
スマートフォンメニュー開閉・階層の移動・戻る現在の階層と戻り方が分かる
キーボードTabで移動しEnterなどで操作する現在位置が見え、必要な項目を選べる
長いラベル文字の折り返しと拡大を確認する別の項目と重ならず内容を読める
商品詳細への直接流入商品一覧や案内ページを探すトップへ戻らなくても必要な入口が見つかる

リンク先の内容と公開状態も点検する

  • リンク先が404や非公開ページになっていない
  • 表示名と、開いたコレクションやページの内容が一致する
  • 古いキャンペーンや空の商品群へ案内していない
  • 別の言語・販売地域でも行き先と表示が適切である
  • 検索やフッターなど他の入口とも矛盾しない

Googleは、通常のリンクをクロール可能にするため、リンク先URLを持つHTMLのa要素を使うことなどを案内しています。独自メニューへ作り替える場合は、見た目だけでなくリンクとして機能することも確認します。メニューを整理しただけで検索順位が上がるとは断定できません。

公開後は「探せたか」を確認する

初めて使う人に「ギフト対象の商品を探す」「送料の案内を開く」などの課題を伝え、迷った項目や戻った場所を記録します。答えを先に教えず、名前から何を予想したかを聞くと、分類や表示名の問題を見つけやすくなります。

メニューのクリック数だけでは、目的を達成できたかは分かりません。クリック後の一覧、商品詳細、問い合わせの変化も確認します。変更前後で広告や在庫も変わっている場合、購入率の差をナビゲーションだけの効果として扱わないようにします。

よくある質問

主要メニューは7項目以内にすべきですか?

固定の上限として決める必要はありません。分類とラベルの分かりやすさ、表示幅、購入者の目的から検討し、実際に探す操作で確認します。

メニューを保存しても表示されません。

公開テーマが使っているメニューと、編集したメニューが一致するか確認します。階層の深さ、テーマの対応状況、言語や販売地域による表示の違いも調べます。

テーマを複製すればメニューも元に戻せますか?

テーマとメニューの変更は分けて記録します。同じメニューを公開テーマが参照している場合もあるため、複製テーマだけでの確認が本番へ影響しないと決め付けず、作業用メニューの割り当ても確認してください。

公式資料

公式情報の確認日:2026年10月21日。設計例とテスト表はAO編集の実務向け整理です。

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ストアURL、現在のテーマ、探しにくい商品やページをお知らせください。Shopifyのメニュー改善を相談する

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Web集客・AI開発を経験。2024年、EC制作・集客の株式会社AOを創業。

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