HeiChatのAI応答設定と公開前テスト

HeiChatは、商品案内、注文追跡、ストアポリシーへの回答を支援するAIチャットアプリです。常時の自動応答と、正しい回答や実際の問題解決は別です。参照情報、有人引継ぎ、利用量を試してから公開範囲を広げます。

公式の機能を運用要件へ落とす

現行の公式掲載は商品提案、注文追跡、多言語、ポリシーやPDF・TXT等からの情報利用を案内しています。自店が必要とする問い合わせを挙げ、各機能のプラン条件と利用できる連携を確認します。24時間の応答機能を、無停止保証や24時間の有人解決と同じ意味にはしません。

回答元を一つずつ整理する

配送の目安、返品期限、割引条件、サイズ、在庫の情報を更新し、古いPDFと公開ページが矛盾しないようにします。公開情報から答えるべき内容と、個別注文の認証が必要な内容を分けます。社外秘の価格表や実顧客の名簿を、問い合わせ回答用の知識としてまとめて投入しないでください。

代表例だけでなく回答できない質問も試す

正しい質問に加え、曖昧な商品名、存在しない割引、例外返品、誤った前提を含む質問、回答元に情報がない質問を試します。知識ベースに禁止事項を書くだけで必ず守られるとは考えず、実際の回答で判断します。回答が分からないときは推測で約束せず、問い合わせ先へ渡せる状態を用意します。

注文追跡と注文操作を分ける

注文状況の回答では、本人確認前に住所や注文内容が出ないか試します。追跡番号の案内と、住所変更・キャンセル・返金の実行は別の権限と工程です。案内しただけで処理済みだと誤認させないよう、操作できる範囲と人による確認が必要な範囲を明示します。

人へ渡る会話が失われないか確認する

営業時間、連絡先の取得、担当者への通知、元の会話履歴の共有を設定します。顧客がボットの回答に納得しない場合や、繰り返し同じ質問をする場合の引継ぎを試します。別のヘルプデスクと併用する場合、連携先へ渡せることを事前に確認し、単に窓口を二つ表示するだけの状態を避けます。

外部メッセージ連携には別の条件がある

上位プランの公式掲載にはLiveChat、WhatsApp、Messengerの連携が案内されています。Messengerの公式導入資料には承認済みMeta Business API等の事前条件があります。アプリを入れれば個人のSNSアカウントがそのまま全対応するとは考えず、利用する企業アカウントと現在の設定条件を確認します。

多言語と画面表示を実機で試す

対応言語の数が多いことと、自店固有の規約や寸法が各言語で正しく伝わることは別です。主な顧客言語で質問し、金額・単位・返品条件を確認します。モバイル画面で購入ボタンや同意バナーを遮らないか、閉じる操作、他のチャットとの重複も試してください。

料金はトークンと利用条件で見る

公式掲載にはトークン枠、追加トークン、商品数・知識ベース数、基本モデルの返信数目安などがあります。会話回数だけで単純に費用を算出せず、実際の長さや往復、プラン条件を確認します。試用枠を超えた動作と請求を確認し、誤回答・未解決・人へ渡す工数を含めて費用対効果を評価します。

導入前の確認事項

  • 元資料と公開ポリシーの矛盾を除く
  • 未回答・例外・不正な前提への応答を試す
  • 注文認証と案内・操作の違いを確認する
  • 人への通知・履歴・時間外受付を試す
  • 外部連携の事前条件と利用上限・追加費用を確認する

公式資料・関連記事

関連記事:Shopifyチャットアプリの選び方と運用設計、Re:amazeのShopify連携と問い合わせ一元管理、Shopify Inboxの設定とAI・有人対応の使い分け。

運用設計や確認項目の整理は、現在の業務と対象URLを添えて株式会社AOへご相談ください。

公式資料の確認日:2026年11月2日。記入例や手順は編集上の提案で、導入成果を保証するものではありません。

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Web集客・AI開発を経験。2024年、EC制作・集客の株式会社AOを創業。

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