EC要件定義の進め方|ヒアリングと受入条件

EC制作前に決める目標、業務、機能、情報、技術、予算と日程。担当者への質問を具体化し、できたかを判断する受入条件と変更手順まで整理します。

目的と現在の業務を聞く

何を誰へ売るかに加え、受注から出荷、取消、返金を誰が行うかを確認します。経営、商品、倉庫、経理、問い合わせ対応で前提が異なる場合があります。目標売上だけでなく供給・対応能力と費用上限を共有し、誰が決めるかを明確にします。想定した目標を実績として書きません。

機能名を利用場面と条件へ変える

検索が欲しいという要望なら、何の条件で何を探し、見つからない場合にどうするかを質問します。会員、レビュー、推薦は全店の必須ではありません。利用者の目的に結び付け、初回公開に必要なもの、後で検討するもの、対象外を分けます。必要な原稿や写真の提供者と期限も決めます。

正常系だけでなく例外と非機能を決める

欠品、支払い失敗、二重送信、配送不可、外部連携停止を洗い出します。権限、個人情報、性能、バックアップ、復旧、スマートフォン等の条件も整理します。HTTPSや決済会社の認証だけで安全対策が済むとは扱いません。利用サービスの標準と追加設定、個別開発の境界を確認します。

受入条件と見積もりの前提を合意する

例えば配送不可の住所なら確定前に案内される、といった確認可能な条件を要件へ添えます。依存する素材、審査、データ移行、検証、修正を日程と費用へ入れます。原文の固定週数や匿名売上増を標準とせず、変更があれば影響と承認を記録します。検収、公開後の窓口、終了時のデータ引き継ぎも決めます。

ヒアリングを要件へ変える記入例

質問要件に残すこと受入確認の例
誰が注文するか役割と権限別の取引先の価格が見えない
欠品したらどうするか受付・取消・連絡の担当欠品状態の注文で案内を確認
いつ公開できるか素材・審査・検証の依存未完了条件が残れば公開判断を保留

導入前の確認事項

  • 誰が何のために使うかを記録
  • 未決・必須・後日・対象外を区分
  • 受入条件と変更の決定者を合意

公式資料・関連記事

関連記事:ECサイト制作見積もりQ&A|比較と追加費用の確認、ECのターゲット設定とUX|仮説を操作で確かめる。

運用設計や確認項目の整理は、現在の業務と対象URLを添えて株式会社AOへご相談ください。

公式資料の確認日:2026年11月2日。記入例や手順は編集上の提案で、導入成果を保証するものではありません。

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Web集客・AI開発を経験。2024年、EC制作・集客の株式会社AOを創業。

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