ShopifyとBASEを選ぶときは、月額料金だけでなく、注文ごとの費用と日々の運用を比べます。BASEは完全無料、Shopifyは決済手数料なし、という説明では実際の負担を見誤ります。自店の商品と注文条件を使い、必要な機能まで含めて判断しましょう。
BASEの無料プランで発生する費用を把握する
BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用が0円ですが、通常の注文には決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかります。PayPay、Amazon Pay、PayPalでは追加分があり、PAY IDアプリ経由の注文にも別条件があります。月額無料を、販売や入金に一切費用がかからない意味で使わないようにしてください。
Shopifyの固定費と決済費用を分ける
日本向け料金ページではBasicの通常月払いは4,850円、年払いの月額換算は3,650円です。Shopify Paymentsを使ってもカード決済手数料は発生します。外部サービスの取引手数料と、決済を処理する手数料を区別しましょう。カードの種類や決済方法で条件が異なるため、最小料率だけで比較しないことが重要です。
客単価と注文件数をそろえて試算する
比較する月商が同じでも、低単価で注文が多い店と高単価で注文が少ない店では、注文ごとの固定額の影響が変わります。月額費用、料率分、注文単位の費用、入金費用、追加機能費を分けて記録してください。BASEのグロースプランも契約期間で月額が変わるため、年払いの月額換算と毎月の支払いを同じ条件として扱わないようにします。
実際の商品を登録して作業を比べる
代表商品を選び、色やサイズ、在庫、送料、画像、商品説明を登録します。販売後の出荷、キャンセル、返金まで担当者が試してください。初心者向けか本格派向けかという印象だけで決めず、自店の注文を処理できるかを見ます。操作を覚える時間や、外部担当者に依頼する範囲も費用の一部として整理しましょう。
追加機能は必要なものから確認する
Shopifyはアプリ等で機能を追加できますが、追加費用や保守は個別に確認が必要です。BASEにも機能追加や連携の仕組みがあるため、拡張できないと一括りにしないでください。予約販売、定期購入、外部システム連携など、自店で必要な機能ごとに提供条件、制限、データの移行方法を比べます。
販売地域と移行の負担まで見て選ぶ
海外販売を計画する場合は、言語、決済、配送、返品の対応方法を確認します。Shopifyでも設定や業務準備が必要で、海外に自動で売れるわけではありません。既存店から移る場合は商品、顧客、注文、URLの移行範囲を確認してください。架空の成功例や売上額ではなく、運用できることと継続費用を選定理由にしましょう。
同じ条件で比較する項目
| 項目 | Shopify | BASE |
|---|---|---|
| 月額 | プラン・支払期間で確認 | スタンダード0円/グロースは有料 |
| 注文時の費用 | 決済手数料と外部取引手数料を区別 | 決済・サービス料・注文単位の費用を確認 |
| 追加機能 | アプリ等の費用と管理 | 追加機能と対象条件 |
| 試す作業 | 商品登録・出荷・返金 | 同じ商品と注文で比較 |
導入前の確認事項
- 契約期間と通常料金をそろえた
- 注文単位・決済・入金費用を分けた
- 登録から返金まで担当者が試した
- 追加機能と移行範囲を確認した
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公式資料の確認日:2026年11月2日。記入例や手順は編集上の提案で、導入成果を保証するものではありません。























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