Shopifyの内部リンクは、購入者が次に必要とする商品・説明へ進めるように設計します。リンクを増やすだけで順位や客単価が上がるとは限りません。まず重要なページへ到達できるかを調べ、表示名、リンク先、公開後の動作を確認します。この記事では、点検表の作成から修正・検証までを整理します。
リンクは、ページを見つけるための経路になる
内部リンクは、同じサイト内のページを結ぶリンクです。Googleはリンクをページの発見や内容理解に使うと説明しています。ECサイトの構造についても、メニューからカテゴリ、カテゴリから商品へたどれるようにすることを案内しています。
検索窓で商品名を入力したときだけ見つかる状態と、一覧や本文からリンクをたどって見つかる状態は同じではありません。重要な商品の入口が検索フォームだけになっていないかを確認します。サイトマップがあることも、購入者向けの導線が整っていることの代わりにはなりません。
リンク数を順位の保証へ置き換えない
Googleはページ間のつながりから相対的な重要性を推測しますが、内部リンクを集めれば順位が必ず上がるという意味ではありません。全ページから同じ商品へ無理にリンクするより、読んでいる内容と行き先の関係を明確にします。滞在時間や閲覧数が増えたことだけで、購入者の目的が達成されたとも判断できません。
重要ページから逆に、どこから入れるか調べる
主要なコレクション、販売中の商品、配送や手入れなどの案内を対象に、リンク元を記録します。ページを一つずつ見てリンクを追加するだけでなく、行き先から逆にたどると、入口が不足するページを見つけやすくなります。
| リンク元 | 行き先 | 進む理由 | 確認事項 |
|---|---|---|---|
| メインメニュー | 主要コレクション | 商品群を探す | 名称と対象商品が一致する |
| 素材の選び方記事 | 該当する商品群 | 条件に合う商品を比較する | 実際に扱う商品へ案内する |
| 商品説明 | 対応する手入れ案内 | 購入前に使い続けられるか判断する | その素材・仕様へ適用できる |
| 関連商品の欄 | 組み合わせる商品 | 用途を補う商品を確認する | 互換性や販売状態を確認する |
実際の台帳には、リンク元URL、行き先URL、表示する文字、確認日、担当者も残します。クリックできないカード、空のコレクション、古いキャンペーンなどがあれば、優先して修正候補にします。
読んでいる内容に沿ってリンクを付ける
記事から商品やコレクションへ
例えばリネン製品の選び方を説明するなら、条件に合う商品の一覧へ案内する方法があります。記事内で説明した特徴が、リンク先の商品へ本当に当てはまるかを確認してください。一つの商品に決めていない読者には、比較できる一覧が適する場合もあります。
商品から説明・手入れ・購入条件へ
商品説明だけでは長くなる手入れの手順などを、関連する案内へつなぐ方法があります。ただし、価格や選択肢など購入時に重要な情報を別ページへ追いやりすぎないようにします。案内を読んだ後に商品へ戻る経路も確認します。
表示する文字から、行き先を予想できるようにする
「こちら」を何度も並べるより、「リネンシャツの手入れ方法」のように行き先の内容を示します。長いキーワードを不自然に詰め込む必要はありません。リンクだけを拾い読みしたときにも、どの情報が開くか分かるかを確認します。
Shopifyで設定したら、公開ページでリンクをたどる
- 元の状態を保存:対象ページとメニューの現在の設定を記録します。
- 行き先を確認:販売状態、公開状態、内容、正規URLを確認します。
- 必要な場所へ設定:本文の編集画面でリンクを設定します。メニューは管理画面の「コンテンツ」から「メニュー」を開いて編集します。
- テーマの表示を確認:意図したメニューが使われているか、カードや関連記事欄が正しく表示されるか確認します。
- 通常URLで実行:スマートフォンとPCでリンクを開き、意図した内容へ到達するか確かめます。
Shopifyの公式メニュー編集資料は、ストア内に対象がある場合、URLを直接貼るより一覧から対象を選択することを勧めています。独自の関連記事欄などを作る場合は、見た目がボタンになっているだけでなく、実際に行き先へ進めることも確認してください。
クロール可能なリンクかを確認する
Googleは通常、行き先URLを持つHTMLのa要素からリンクを抽出します。クリック処理だけを付けた別の要素では、同じように扱われない場合があります。独自テーマやアプリの表示に問題がある場合は、制作担当者へ実際のHTMLも含めて確認を依頼します。
URL変更と販売終了時の点検
URLを変更する場合は、対応先への301転送だけでなく、本文やメニューのリンクも更新します。販売終了した商品へ案内が残る場合は、継続する案内が必要か、比較できる商品群などがあるかを検討してください。無関係なトップページへ一律に飛ばすだけでは、元の目的を満たせないことがあります。
公開後チェックリスト
- 重要ページへメニューや本文から到達できる
- リンク名と開く内容が一致している
- 404、非公開、意図しない転送がない
- 古いURLや不要な転送経由のリンクを修正した
- スマートフォンとキーボードで操作できる
- 手入れや互換性など、商品の条件と説明が一致している
- 変更日と確認結果を記録した
公開後はリンクのクリック数だけでなく、行き先で商品を見つけられたか、案内を読めたか、購入や問い合わせへ進めたかを確認します。順位や売上の変化にはほかの要因もあるため、内部リンクだけの効果と断定しないようにします。
よくある質問
一ページに何本リンクを入れるべきですか?
Googleの公式ガイドには、理想的なリンク数はないと説明されています。必要な行き先を文脈に沿って用意し、同じリンクの過剰な反復や不自然な羅列を避けます。
関連記事を自動表示すれば十分ですか?
候補の内容と実際の公開状態を確認します。自動表示とは別に、本文の疑問へ答える重要な案内が不足していないかも点検します。
公式資料
公式情報の確認日:2026年10月22日。点検表と設定・確認手順はAO編集の実務向け整理です。
関連記事・ご相談
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