Shopifyのチェックアウトは、変更する画面と機能によって必要なプランが異なります。すべてのカスタマイズがPlus限定というわけではありません。一方、情報・配送・決済ページへのUI拡張などにはPlusが必要です。先に変えたい箇所を特定し、標準設定、対応アプリ、プランの条件を確認してください。
本記事は2026年10月時点の公式情報を基に、ストア担当者が改修範囲を整理するための手順を説明します。旧来のcheckout.liquid編集を新規実装の前提にはしません。
プラン名より先に、どの画面を変えるかを確認する
| 変更したいこと | 確認する方法 |
|---|---|
| ロゴ、色、フォントなどの外観 | チェックアウト・アカウントエディタの設定を確認する |
| サンキュー・注文状況ページや顧客アカウントのアプリ拡張 | Basic以上で利用できる拡張がある。対象アプリの条件も確認する |
| 情報・配送・決済ページへのUI拡張 | Plus向けの機能として検討する |
| 決済方法の表示・順序などの変更 | 対応アプリ、プラン、国・地域ごとの条件を確認する |
例えば「購入時に追加情報を受け取りたい」という依頼でも、購入前に必須とするのか、注文後の案内で足りるのかによって実装箇所が変わります。利用目的と必要なタイミングを先に決めると、不要なプラン変更を避けやすくなります。
古いファイル編集の案内を、そのまま実装しない
旧記事や古い制作仕様書には、Plusでcheckout.liquidを直接編集する方法が載っていることがあります。この方式は現行の新規改修の前提にせず、Shopify Extensionsによる拡張など、現在対応する手段を確認します。既存ストアでは、表示だけでなく、移行後に注文や計測が動くかの確認も必要です。
外観の仕様にも変更があります。Shopify公式は、2026年2月5日以降、チェックアウトのヘッダーとメインコンテンツ領域に背景画像を追加できないと案内しています。古いデザイン見本を渡す際は、現在設定できる項目との差を確認してください。
改修を依頼する前に整理する5項目
- 目的:購入者のどの困りごとを減らすのかを一つずつ書きます。「購入率を上げたい」だけでなく、住所入力、配送方法、商品条件の確認などに分けます。
- 画面:商品、カート、情報入力、配送、決済、注文後のどこを変更するかを指定します。
- 条件:利用プラン、対象国・地域、決済方法、アプリを整理します。
- データの受け渡し:追加した情報を受注担当や倉庫がどこで確認するかを決めます。画面に項目を出すだけでは、後工程まで完結しません。
- 確認方法:正常に注文できる条件と、入力不足や品切れなど例外時の動きを決めます。
設定だけで足りる変更、アプリを使う変更、開発が必要な変更を分けて見積もります。Plusを検討する場合も、月額費用だけでなく、導入後に管理する設定と担当者の作業まで比較します。
公開前・公開後のチェックリスト
- 変更前の設定と構成を保存した
- 適用する設定と対象ストアを確認した
- PCとスマートフォンで文字やボタンを操作できる
- 対象の決済・配送条件で注文確認まで進める
- 追加情報が必要な後工程まで渡る
- 注文通知と分析イベントが意図した回数で発生する
- 問題発生時に戻す設定と担当者が決まっている
機能追加後の数字だけで改修の成果を断定せず、公開日、変更内容、計測の変更を記録します。購入者の端末や集客経路も比較条件に含めてください。
よくある質問
通常プランでは何も変更できませんか?
外観設定や、対象によってBasic以上で利用できるアプリ拡張があります。変更したい箇所を一覧にして、標準設定とアプリの利用条件を順番に確認します。
Plusなら何でも自由に追加できますか?
対応する拡張箇所やAPI、アプリの仕様に沿って実装します。既存のコードを自由に埋め込めると考えず、実現したい操作とデータの扱いを確認してください。
購入率は必ず改善しますか?
保証はできません。情報の不足、送料、在庫、集客の質などが原因の場合もあります。改修する理由と評価する指標を決めて検証します。
参考にした公式資料
公式情報の確認日:2026年10月20日。本文の確認表と進め方は、公式資料を踏まえたAO編集の実務向け整理です。
関連記事とご相談
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