2つの導入方法の基本
Shopifyストアで、ビジネスの生命線であるクレジットカード決済を導入するには、大きく分けて2つの方法があります。一つはShopify公式の「Shopifyペイメント」、もう一つが外部の決済代行会社が提供する「外部決済サービス」です。
Shopifyペイメントとは?
Shopifyペイメントは、Shopifyが公式に提供する、最も標準的で簡単な決済サービスです。Shopifyの管理画面から簡単な設定を行うだけで、審査不要で即日から主要なクレジットカード決済(Visa, Master, Amex, JCBなど)の受付を開始できます。
外部決済サービスとは?
外部決済サービスとは、Shopifyとは別に、外部の決済代行会社と契約して利用する決済システムのことです。日本の大手では「GMOイプシロン」や「SBペイメントサービス」などがShopifyと連携しています。すでに他のビジネスでこれらのサービスを利用している場合などに選択肢となります。
選択のポイント
どちらを選ぶかのポイントは、「導入の手間」「コスト(手数料)」「利用したい決済方法」の3つです。これからShopifyを始めるほとんどの事業者にとっては、手間とコストの観点からShopifyペイメントが最適な選択となりますが、ビジネスの状況によっては外部サービスが有利になる場合もあります。
【比較】導入スピードと手間
決済システムを導入するまでにかかる時間と手間は、両者で大きく異なります。ビジネスをいち早くスタートさせたい初心者にとって、この違いは非常に重要です。
Shopifyペイメント:即日可能
Shopifyペイメントの最大のメリットは、その導入スピードです。外部の決済代行会社のような面倒な書類提出や利用審査が一切なく、Shopifyの管理画面上で必要な情報を入力するだけで有効化できます。これにより、最短でアカウントを開設したその日のうちに、カード決済の受付を開始することが可能です。
外部サービス:審査と設定
外部決済サービスを利用する場合、まずその決済代行会社への申し込みと、数週間単位の利用審査が必要になります。審査を通過した後、Shopifyの管理画面で連携のための設定作業を行う必要があります。導入までに時間がかかる点が、大きなデメリットと言えます。
初心者へのおすすめ
これらの導入の手間とスピードの違いから、これからECサイトを始める初心者の方には、迷わずShopifyペイメントをおすすめします。複雑な手続きに時間を費やすことなく、すぐに販売を開始し、ビジネスの成長に集中することができます。
【比較】コスト(手数料)
コストの比較は、より慎重な判断が必要です。注目すべきは、カード会社に支払う「決済手数料」と、Shopifyに支払う「取引手数料」の2つです。
Shopifyペイメントの手数料
Shopifyペイメントを利用する場合にかかる手数料は、カード会社に支払う「決済手数料」(プランに応じて3.25%〜3.55%)のみです。Shopifyに対する追加の手数料は一切かかりません。
外部サービス利用時の手数料
外部決済サービスを利用する場合は、注意が必要です。コストは以下の合計額となります。
総コスト = ① 外部サービスの決済手数料 + ② Shopifyの取引手数料
この②の「取引手数料」(プランに応じて0.6%〜2.0%)が、Shopifyペイメントを利用しない場合にのみ発生する追加コストです。
総コストの計算方法
例えば、あなたがスタンダードプラン(取引手数料1.0%)を利用し、決済手数料2.8%の外部サービスを導入したとします。この場合、あなたの実質的な手数料率は「2.8% + 1.0% = 3.8%」となります。一方、スタンダードプランのShopifyペイメントの手数料率は3.4%です。このケースでは、Shopifyペイメントの方が低コストということになります。
まとめ
クレジットカード決済の導入方法を選ぶ際の結論は、非常にシンプルです。
これからShopifyを始める、あるいは月商が数千万円規模までのほとんどの事業者にとっては、導入が簡単で、追加の取引手数料がかからない「Shopifyペイメント」が最も賢明な選択です。
外部決済サービスは、すでに特別な料率で契約しているなど、明確な理由がある場合にのみ検討すべき選択肢と言えるでしょう。まずはShopifyペイメントでスタートし、ビジネスの根幹である決済プロセスをスムーズに確立させましょう。
























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