配送連携の2つの主な方法
Shopifyストアでの日々の発送業務は、注文数が増えるにつれて大きな負担となります。手書きの送り状や、追跡番号の手入力といった作業を効率化するため、Shopifyでは主要な配送業者とシステムを連携させる方法が用意されており、主に2つの選択肢があります。
① Shopify Shipping
Shopify Shippingは、Shopifyに標準で組み込まれている、最も基本的な配送連携機能です。Shopifyが提携する配送会社の配送料金を割引価格で利用でき、管理画面から直接、配送ラベル(送り状)を購入・印刷することができます。
② 外部連携アプリ
外部連携アプリは、Shopifyアプリストアからインストールして利用する、より高機能な送り状発行システムです。複数の配送キャリアを一元管理したり、大量の送り状を一括で発行したりと、発送業務をさらに効率化するための機能が充実しています。
どちらを選ぶべきか
どちらの方法を選ぶべきかは、あなたのストアの規模や利用する配送業者によって決まります。
- Shopify Shipping:発送件数がまだ少なく、提携キャリア(ヤマト運輸・日本郵便)のみを利用する場合。
- 外部連携アプリ:発送件数が多い、あるいは佐川急便など複数の配送業者を使い分けたい場合。
標準機能「Shopify Shipping」
まずは、追加料金なしで利用できるShopifyの標準機能「Shopify Shipping」から見ていきましょう。小規模なストアにとっては、これで十分な場合も多くあります。
提携キャリアと割引運賃
日本国内において、Shopify Shippingは主にヤマト運輸と日本郵便に対応しています。これらのキャリアと個別に運賃契約を結んでいなくても、Shopifyが提供する割引運賃でサービスを利用できるのが大きなメリットです。
管理画面からのラベル購入
注文管理画面で発送処理を行う際に、Shopify Shippingを選択すれば、お客様の配送先情報が入力された状態の配送ラベルを簡単に購入・印刷できます。購入が完了すると、追跡番号は自動で注文情報に登録され、お客様への発送通知メールも自動で送信されます。
小規模事業者におすすめ
Shopify Shippingは、設定が簡単で、Shopifyの管理画面内で全ての作業が完結するのが魅力です。1日に発送する荷物の数が比較的少なく、ヤマト運輸か日本郵便をメインで利用している個人事業主や小規模なストアに最適なソリューションと言えるでしょう。
外部連携アプリ(送り状発行システム)
発送件数が増えてきたり、より複雑な発送業務に対応する必要が出てきたりした場合は、外部の連携アプリの導入を検討しましょう。
複数キャリアを一元管理
外部連携アプリの最大のメリットは、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便といった複数の配送キャリアのアカウントを一つに集約し、一元管理できる点です。注文に応じて最適なキャリアを自動で選択したり、大量の送り状をワンクリックで一括発行したりする機能があり、発送業務を劇的に効率化します。
代表的な連携アプリ
日本のShopifyストアで広く利用されている代表的な発送連携アプリには、以下のようなものがあります。
- Ship&co(シップアンドコー):国内外の多様なキャリアに対応した、世界中で利用されているアプリ。
- プラスシッピング:日本の主要3社(ヤマト、佐川、日本郵便)に特化した、国内事業者向けの使いやすいアプリ。
これらのアプリは、それぞれ無料の試用期間が設けられています。
中規模以上の事業者におすすめ
毎日数十件以上の商品を発送するような中規模以上の事業者や、法人契約を結んだ複数の配送業者を使い分けたいと考えている事業者にとって、外部連携アプリは必須のツールです。月額利用料はかかりますが、それに見合うだけの時間と手間の削減効果が期待できます。
まとめ
Shopifyにおける配送業者との連携は、あなたのビジネスの成長フェーズに合わせて、適切なツールを選択することが重要です。
まずはShopify Shippingから始めて、日々の発送業務に慣れましょう。そして、注文数が増え、現在の作業に限界を感じ始めた時が、Ship&coなどの外部連携アプリへステップアップする絶好のタイミングです。これらのツールを賢く活用し、面倒な発送業務から解放され、より創造的なビジネス活動に集中しましょう。
























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