事業内容

ホームページ制作・運用・集客

あっ!と驚く未来をつくりだす

無料相談

ホームページ関連のお悩み解決

おぉ!と感動の体験をうみだす

Adobe Campaign Standard(ACS)の全体像

Adobe Campaign Standard(ACS)は、Webブラウザーで操作可能なクロスチャネル・キャンペーン管理プラットフォームです。最新版(2026年4月時点ではリリース26.2)が提供されており、メール、SMS、プッシュ通知など複数チャネルを一元管理できます。本マニュアルでは、初心者~中級者向けに、Adobe IDでのログインやブラウザ要件といった前提から、インターフェイスの概観、プロファイル・セグメントの作成、配信キャンペーンの作成手順、メール/SMS/プッシュ/ダイレクトメールなど各チャネルの利用方法、スケジュール設定、トラッキング/レポート、API連携、データ入出力、権限管理まで詳説します。各章では操作手順を段階的に示し、必要箇所に図版注記を配置します。最後に典型ユースケースのワークフロー例、トラブルシューティング、ベストプラクティス、用語集をまとめ、PDF・HTML形式の納品物を一覧表にまとめました。

前提条件

  • Adobe IDと権限:ACSはAdobe Experience Cloud(Adob​e Admin Console)で管理されるため、Adobe IDを取得し、Administratorまたは適切な役割と組織単位で設定された権限が必要です。管理者権限のユーザーは、Admin Consoleでユーザー・グループ登録後、ACSの「アクセス管理」で役割(Role)と組織単位(OU)を割り当て、機能アクセスを制御できます。
  • 対応ブラウザー:ACSのインターフェイスはWebブラウザー向けで、デスクトップやタブレットなど画面サイズに自動対応するレスポンシブ設計です。一般的に最新版のChrome、Firefox、Edgeなどモダンブラウザを推奨します。
  • 環境要件:OSは問いません。ネットワーク経由でACSクラウドに接続するため、インターネット環境とポート80/443(HTTPS)へのアクセスが必要です。
  • バージョン:特に指定がなければ、最新のAdobe Campaign Standard(Release 26系)を対象とします。新機能・変更点は公式リリースノートで確認できます。

インターフェイスの概要

Adobe Campaign Standard のWebインターフェイス例。左ペインにナビゲーション、中央上部にメッセージダッシュボードと主要KPIが表示される。

ACSのユーザーインターフェイスはAdobe Experience Cloud製品と共通の設計コンセプトに基づくWebアプリで、完全にリサイズ可能です。インターフェイスと利用可能な機能は契約内容やユーザー権限に依存します。ログインするとホーム画面(ダッシュボード)が表示され、左ペインに「Campaigns」「Deliveries」「Landing pages」「Workflows」などのメニューが、さらに「Profiles」「Audiences」「Subscription services」などプロファイル・セグメント関連のメニューが並びます。画面上部のタブやカードから各機能にアクセスし、作成ボタンから新規アイテムを追加します。例えば、画面中央の「Audiences」カードからリスト管理、または左メニューの「Deliveries」→「Create」から新しいメール配信を作成できます。

キャンペーンの作成・管理手順の流れは主に以下のフェーズに沿って進みます:

  • 準備(Strategy) – キャンペーンの目的・対象を明確化し、ターゲットやコンテンツ戦略を計画する。
  • ターゲティング – クエリエディターやセグメント機能でターゲットリスト(オーディエンス)を作成・確認します。
  • メッセージ/コンテンツ作成 – メールやSMS、プッシュ通知、ダイレクトメールなど通信チャネルを選択し、テンプレートやデザイナーでコンテンツを作成します。ランディングページを作成し、プロファイル収集やサブスクリプション管理を行うことも可能です。
  • テストと送信 – 送信前にプレビューやテスト送信でコンテンツ・ターゲットを検証し、承認を経て配信を予約または即時実行します。
  • 監視とレポート – 配信後はダッシュボードやレポートで配信ステータス、開封・クリック率、バウンス状況等を監視します。
  • 自動化 – 定期実行のワークフロー(例:インポート→セグメント→配信→集計)やAPI連携により、運用を自動化します。

以上の流れに沿って各機能を操作し、キャンペーン作成を進めます。以下の章では各ステップの詳細手順を説明します。

プロファイル管理

ACSでは「プロファイル」が顧客連絡先を表し、氏名・住所・メール購読状況などの属性を持つデータベースレコードです。例えば、顧客や見込み客、メルマガ購読者などがプロファイルとして管理されます。プロファイルは画面操作またはワークフロー/APIで作成・インポート・更新できます。画面上では「Profiles」メニューで一覧表示・検索し、個別のプロファイルを追加・編集します。ワークフローでは「Load file」や「Import data」アクティビティを使って一括取り込みが可能です。

プロファイルにはカスタム項目を追加でき、ターゲティングディメンション(Schema)で複数種類を管理します。連絡先のライフサイクル全体(作成、インポート、ターゲティング、行動追跡、更新)を通じてプロファイルを管理できます。プロファイル情報はマーケティング活動に利用され、例えば配信のターゲット条件やパーソナライズフィールドに使用されます。

プロファイル管理の主な手順例:

  • プロファイルの新規作成 – 「Resources > Profiles」でコンタクト情報を入力し、必要に応じて「Subscriptions」(サービス購読状況)を紐付けます。
  • プロファイルのインポート – 事前にCSV等で顧客データを整備し、「Load file」アクティビティやインポートテンプレートを使って大量に取り込みます。
  • プロファイルの閲覧・編集 – 「Profiles」一覧で絞り込み検索し、詳細画面から属性を更新できます。

セグメント(オーディエンス)の作成

キャンペーンのターゲティングには「オーディエンス」(セグメント)機能を用います。オーディエンスはルール・属性に基づいて定義したプロファイルの集合で、配信ターゲットとして利用します。手動でクエリエディターで作成するか、ワークフローの「Query」アクティビティで自動生成できます。Adobe Experience Cloudと連携した共有オーディエンスも利用可能です。作成済みのオーディエンスはリスト化され、ACSホーム画面の「Audiences」カードや左メニューからアクセスできます。

オーディエンスのタイプには、クエリ作成型(Query)、固定リスト型(List)、ファイルからのインポート型(File)、Experience Cloud共有型があります。クエリ型では、都度再計算される動的セグメントを構築します。固定リスト型は一度算出された結果を保存する方式です。例えばワークフローでオーディエンスを「保存」すると、リストが固定されます。

クエリエディターを使ったセグメント作成では、次のように操作します:

  1. 画面上で「Audiences > New > Create query」を選択し、クエリエディターを開きます。
  2. 左側パレットから属性フィールドやノード(1対1リンク、1対多リンク、既存のクエリなど)をワークスペースにドラッグします。
  3. 各フィールドで条件(文字列の部分一致、数値範囲、日付条件など)を定義し、必要に応じてAND/OR/EXCEPTなどの論理演算で組み合わせます。
  4. フィルターや既定フィルター(複雑クエリの簡略化)も利用できます。
  5. プレビュー機能で一致プロファイル数を確認後、オーディエンスとして保存します。

上記で作成したオーディエンスは「Audiences」一覧に表示され、配信作成時にターゲット選択できます。クエリの定義は随時編集可能です。

メッセージ作成と通信チャネル

ACSはメール、SMS、プッシュ通知、アプリ内メッセージ、ダイレクトメールの5チャネルをサポートします。それぞれのチャネルでコンテンツやテンプレートを作成し、対象オーディエンスに配信できます。チャネルごとの特徴・手順は以下の通りです。

  • メール:ACSの代表的チャネルです。パーソナライズ可能なHTMLメールを作成し、セグメント化したターゲットに送信します。メールでは単発配信、定期・繰り返し配信(例:誕生日メール)、A/Bテスト(3バージョンまで)やトランザクションメール(行動トリガーによる自動送信)を利用できます。ワークフローからメールアクティビティを追加したり、「Deliveries」画面から「Create > Email」を選んで実行します。
  • SMS:テキストベースのSMSメッセージを送信します。チャネルはオプションで、使用前にライセンス確認が必要です。SMSは160文字(GSMコード)まで(Unicodeは70文字)で送信でき、配信前にプレビュー可能です。送信には「Mobile (SMS)」チャネル用の外部ルーティングアカウントと、SMS送信用テンプレートの設定が必要です。AC​S上で「Creating SMS message」画面からメッセージを作成・ターゲット指定して送信します。
  • プッシュ通知:iOS/Android向けに通知を送信します。Experience Platform SDKで開発したモバイルアプリに通知されます。プッシュ機能もオプションであり、利用には有効な認証情報(証明書・キー)設定が必要です。通知は「Alert」型(通常通知)と「Silent」型(見せずにアプリに届ける)があります。プッシュ通知の作成は「Push notifications」メニューから行い、送信テンプレートや配信先アプリのプロパティを設定します。
  • アプリ内メッセージ:モバイルアプリがアクティブなときに表示されるメッセージです。Experience Platform SDKを組み込んだアプリに限り配信可能で、プッシュ通知同様、高度な設定が必要です。画面では「In-App Messaging」メニューから設定します。
  • ダイレクトメール(オフライン):郵送用のDM配送を行うチャネルです。データベース内のターゲットと住所情報を組み合わせたエクスポートファイルを生成し、外部のDM業者へ送付します。利用には「Export」権限が必要です。使用時は配信作成画面で「Channel = Direct Mail」を選び、後のワークフローやウィザードで住所フィールドを指定してファイルを抽出します。

テンプレート管理:ACSではメッセージ送信の効率化のため「テンプレート」を用意できます。管理者は定型の送信パラメータ(対象サービス、スケジュール、トラッキング等)を設定したテンプレートを作成し、担当者はそのテンプレートをベースにメッセージを作成・送信します。例えばメール送信テンプレートではデフォルトの宛先リストやA/Bテスト設定、メール内容のプレフォーマットを登録できます。テンプレートは画面上部の「Resources > Templates」で管理します。

配信キャンペーンの作成手順

  1. キャンペーンまたはマーケティング活動の設定:目的・開始日等を設定し、プロジェクトを作成します(「Campaigns」→「Create Campaign」)。
  2. ターゲットリストの指定:前章で作成したオーディエンスを「Deliveries」作成時に指定します。ワークフロー内であれば「Query」アクティビティで直接セグメントを定義することも可能です。
  3. チャネルとコンテンツの指定:配信のプロパティで利用チャネル(メール/SMS/プッシュなど)を選び、コンテンツ(メール本文やSMS本文)を作成します。メールの場合はデザイナー画面でHTMLやパーソナライゼーション変数を編集し、A/Bテストなら変種メールも設定します。SMSやプッシュもそれぞれの編集画面で本文を入力します。
  4. 配信スケジュールの設定:送信日時を設定します。メール・プッシュは日時指定・タイムゾーン指定でスケジューリング可能です。繰り返し配信の場合は周期を設定して自動実行できます(例:毎月第一月曜など)。ワークフローの場合は「Schedule」タブで開始日時や繰返し間隔を指定します。
  5. テスト・承認:コンテンツ確認のため配達確認(Proof)機能で承認者へのプレビュー配信を行います。必要ならテスト配信で各種チェックを行います。
  6. 配信実行:問題なければ「Send」ボタンで即時配信、または「Schedule」ボタンで予約配信します。ワークフロー経由ならフローを「Run」します。
  7. 送信状況の監視:配信後はDelivery画面の「Sending logs」タブで各プロファイルのステータスとエラー理由を確認できます。レポートツール(Delivery analysis, Reporting dashboards)で到達状況やKPIを分析します。

図示すると、典型的なメール配信ワークフローは次のようになります:

graph TD
  A[ターゲット作成] --> B[メール配信設定]
  B --> C[プレビュー・テスト]
  C --> D[配信実行]
  D --> E[レポート取得]

メッセージ追跡とレポート

配信後の効果測定には、送信結果や受信者行動のデータを収集します。配信作成画面の「Sending logs」やダッシュボードで、各メッセージの開封数、クリック数、バウンス数、不達理由などを確認できます。特にエラーログでは「User unknown(存在しないアドレス)」「Mailbox full(メールボックス満杯)」などエラーコードが表示され、問題箇所の把握に役立ちます。ハードエラーやソフトエラーの原因と対処はエラーレポートに詳述されているため、バウンスルールや強制隔離(quarantine)設定と合わせて管理します。

また、ACSのレポート機能で定型レポートを生成でき、キャンペーン全体のROIやセグメント別成績を分析できます。トラッキング機能としてはWeb beacon・リンククリック・unsubscribeなどが自動記録され、追加ワークフローでデータ分析することも可能です。

API連携

Adobe Campaign StandardにはREST APIが用意されており、外部システムとの統合に利用できます。ACS APIでは、プロファイル、サービス/サブスクリプション、カスタムリソース、トランザクションメール、ワークフローなどの操作が可能です。利用にはAdobe I/OでのAPI認証設定が必要で、通信はJSONペイロードで行います。例えば、外部システムからREST API経由で「トランザクションメール送信」をトリガーしたり、プロファイルデータを更新したりできます。APIの詳細は開発者ドキュメントに記載されており、Postmanサンプルやクイックスタートも用意されています。

データのインポート/エクスポート

ACSではさまざまな方法でデータの入出力が可能です。主な手段は以下の通りです:

  • パッケージ:インスタンス間で設定やリソースをXMLパッケージとしてエクスポート/インポートします。システム設定や拡張リソースの移行・アップデート時に利用します。
  • リストエクスポート:画面上のリストビューからCSV出力できます。例:プロファイル一覧の検索結果を外部に渡す場合など。
  • ワークフローによるインポート/エクスポート:ワークフローに「Load file」アクティビティを追加してファイルをACSに取り込み、インポートテンプレートや標準アクティビティでプロファイルや購読データを更新します。同様に「Delivery reports」や「Query」アクティビティでデータを抽出しファイル出力できます。「Transfer file」アクティビティを使えばFTP/SFTP経由でのファイル取得・配置も可能です。
  • インポートテンプレート:定義済みフォームからユーザーがファイルをアップロードする方式です。管理者は事前にインポートテンプレートを作成しておき、担当者は画面操作でファイルを読み込むだけでデータ取り込みできます。
  • API経由:開発者向けにProfilesなどのリソース更新APIが提供されているので、大量データ連携はAPIで自動化できます。

必要に応じて既存ワークフローテンプレートを利用したり、自動化スケジュールを設定して定期更新を実現します。データを取り込む際はAdobe Campaignで実際に利用する属性のみを選択し、データウェアハウス的な大量データの取込は避けるのがベストプラクティスです。

セキュリティと権限管理

ACSではユーザーごとに細かく操作権限を管理できます。主要な概念は組織単位 (OU)役割 (Role) です。OUにより、メール・ワークフロー・テンプレートなどオブジェクトごとの権限階層を定義し、Roleによりユーザーやグループに権限セットを割り当てます。たとえば、編集権限・閲覧権限・削除権限などを組み合わせて設定し、ユーザーが自分の担当範囲のみ操作できるようにします。

管理者は「Administration > Users & Security」メニューから、Admin Console連携によりグループを作成し、Role/OUを設定します。また「セキュリティ」設定でIP制限やログインポリシーを設定できます。ユーザーは通常ログイン後、許可されたメニューしか表示されません。アクセス権限の設定変更は管理者のみ可能です。なおAdobe Campaign Standard上ではデータアクセスはAdobe IDに紐づくため、パスワードポリシーや多要素認証(MFA)はAdmin Console側で行います。

典型ユースケース:ワークフロー例

以下に、代表的なワークフロー例を示します。

  • メール配信のワークフロー例:顧客属性でセグメントを作成し(Query)、メール配信アクティビティでコンテンツを送信、送信ログを集計する。
graph LR
  A[属性フィルターでターゲット選定] --> B[メール配信アクティビティ]
  B --> C[送信ログ取得]
  C --> D[レポート作成]
  • 繰り返しメール配信(バースデーメール):毎日顧客誕生日を抽出(Query)、該当者にメールを送信するワークフロー。条件は「月日=今日の月日」のように設定します。
  • データ取り込みと更新のワークフロー:FTPから顧客ファイルを取得(Transfer file)、読み込んだデータでプロファイルや購読情報を更新し(Load file+Update)、最後に更新結果をレポートに出力します。
  • クロスチャネル配信例:メールを送った後、メール未開封者にSMS通知、さらに翌日にプッシュ通知を送信するようにフローを分岐させるなど、複数チャネルを組み合わせたキャンペーンも可能です。

これらは一例であり、ワークフローは最大100アクティビティを入れて設計できます。名前付け規則や適切な停止設定を行い、実行スケジュールに注意して設計します。

トラブルシューティング

接続・認証エラー:ACS APIやウェブサービスでステータス500エラー(無効なセッショントークン)が出ることがあります。これはセッショントークン切れ等が原因で、ApacheおよびWebサービスを再起動することで解決する例があります。管理者はweb.log等でXSV-350285 invalid session tokenなどのエラーを確認し、許可を得てサービスを再起動します。

配信エラー:上記「配信失敗について」で述べたように、受信サーバから返されるエラー(「User unknown」「Mailbox full」等)に応じてアドレスが強制隔離されたり、再送が試みられたりします。送信失敗が続く場合はプロファイル情報を確認し、正しいメールアドレスになっているか、過去に長期間非アクティブでアカウントが無効になっていないか等を点検します。

権限・操作エラー:特定のメニューや機能が見えない場合は、Role/OU設定を確認します。例えば「Exportロールがないとダイレクトメールが利用できない」等の制限があります。また「メール作成ができない」「保存に失敗する」等のエラーは必須フィールド漏れやフォーマット不備が多いため、入力チェックを行います。

ワークフローの性能問題:長期実行・停止ワークフローは自動的に停止されることがあります。同時稼働ワークフロー数はデフォルトで20以下を推奨されており、超過するとキューイングされます。頻度設定が10分未満になっていないか、メモリ不足で遅延していないかも確認します。

上記以外の不明点は、Adobe公式サポートのFAQやエラーメッセージリストで確認します。常に最新版のリリースノートで既知の問題や修正情報をチェックしてください。

ベストプラクティス

  • 命名規則:ワークフローやアクティビティには明示的で一意な名前・ラベルを付け、複数ワークフロー間で区別がつくようにします。例:001 - インポート - 顧客リストのように番号付けして優先順序を示すと管理しやすいです。
  • ワークフロー設計:ワークフローは100アクティビティ以内に抑えることが推奨されます。Endアクティビティを必ず末端に配置し、未完了のトランジションを残さないようにします。デバッグ用に「Keep interim results」は開発環境のみ有効化します。
  • 実行計画:同時実行ワークフロー数は20程度以下を目安とし、時間を分散してスケジュールします。ワークフロー頻度は最小10分間隔以上にします。自動停止したワークフローは適宜再起動してください。
  • データ最適化:ACSはデータウェアハウスではないため、すべての顧客データを持ち込むべきではありません。セグメント化やパーソナライゼーション、レポートに必要な属性だけを取り込むようにし、フィールド長は可能な限り最小化します。
  • 配信設定:メールコンテンツは画像サイズ・件名長を最適化し、リンク先URLを短縮化するなど到達率向上策を講じます。不要なプレビュー段階で無駄送信しないよう承認フローを設定します。

要点をまとめると、計画的なワークフロー設計とデータ管理、明確な命名・権限設定、テンプレート活用による自動化がACS運用の鍵です。

用語集

  • キャンペーン(Campaign):目的やスケジュールをもったマーケティング活動の単位。ACSではメッセージ配信を中心に計画される。
  • プロファイル(Profile):顧客連絡先のレコード。氏名・住所・属性などを含む。キャンペーンのターゲットや行動履歴の対象となる。
  • オーディエンス(Audience):プロファイルのセグメント。クエリまたはワークフローによって抽出されたメンバーリスト。
  • サービス(Service):通信チャネル上の購読対象。メールやSMSのニュースレター等の単位で、サービスに対してプロファイルがオプトイン/オプトアウトできる。
  • ワークフロー(Workflow):タスクを自動化するためのフロー図。取り込み・処理・配信など一連のアクティビティを組み合わせる。
  • バウンス(Bounce):メール送信が失敗した際に受信サーバから返されるエラー。ハードバウンス(無効アドレスなど)とソフトバウンス(一時的エラー)に分類される。
  • テンプレート(Template):メッセージや配信設定の雛形。あらかじめパラメータを定義し、複数回利用できる形式。
  • 強制隔離(Quarantine):配信エラーが続くアドレスを自動的に除外する仕組み。不達原因やカウントが一定数に達するとACSが隔離リストに登録する。

操作方法の詳細について

下記の記事を参照ください。

Adobe Campaign Standard(ACS)完全ガイド 第1章

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Web集客・AI開発を経験。2024年、EC制作・集客の株式会社AOを創業。

ホームページ制作

Web制作・集客、AI活用の悩み、
まずはお気軽にご相談ください

無料相談はこちらから

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

同じカテゴリーの記事

すべての記事

ページ上部へ戻る