STARフレームワークで制作実績を伝える方法

資料更新日:2026年10月29日

STARは、経験をSituation(状況)・Task(課題や役割)・Action(行動)・Result(結果)の順に整理する方法です。面接回答やポートフォリオの実績説明を組み立てる補助として使えます。STARを書くだけでスキルが伸びたり、採用・受注が決まったりするものではありません。

STARの4要素

要素書く内容確認事項
Situation(状況)案件の背景、利用者、制約公開許諾を得ているか
Task(課題・役割)課題と自分が担った範囲チーム成果と担当を分けたか
Action(行動)調査・設計・制作・検証と理由実際に自分が行ったか
Result(結果)完成物、確認できる変化、学び未計測の数値を作っていないか

記入テンプレート

  • Situation:[誰の、どのような課題か。公開できる範囲で]
  • Task:[自分の役割、期限・技術などの制約]
  • Action:[実際の作業と判断理由]
  • Result:[成果物、根拠を示せる結果、学び]

売上、転換率、表示速度などの数値は、対象期間・比較条件・計測方法・自分の寄与範囲を説明できるものだけを使います。数値がなければ、完成した機能、実施したテスト、記録で確認できる結果を具体的に示します。チーム案件はチームの成果と自分の作業を区別してください。

ポートフォリオ事例の組み立て方

  1. 目的と背景:誰のどんな課題だったか。
  2. 担当範囲:企画、デザイン、コーディングなど自分の作業。
  3. 判断と行動:採用した方法、選択理由、検証・修正。
  4. 結果と根拠:公開可能な成果物・実測値・レビューを区別。
  5. 振り返り:得た学びや次回の改善点。

公開前チェック

  • 顧客・勤務先の許諾、ロゴ・画像・個人情報の公開範囲を確認した。
  • 非公開情報を推測される資料や画面を含めていない。
  • 成果数値の期間、比較条件、計測方法を説明できる。
  • チームの実績を自分だけの成果として表現していない。

よくある質問

数値の成果がなくても使えますか?

使えます。数値を推測で補わず、完成物、テスト、解消した不具合、得た学びなど確認できる結果を説明します。

履歴書にそのまま載せますか?

履歴書では要点を短くし、面接やポートフォリオでは背景・役割・行動・結果を詳しくするなど用途に合わせます。Harvard FASの面接ガイドもSTARを行動面接の回答構成として紹介しています。ポートフォリオやWeb制作の相談はお問い合わせください。

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Web集客・AI開発を経験。2024年、EC制作・集客の株式会社AOを創業。

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