「こだわりの商品を扱っているのに、なぜか売上が伸びない…」その原因、実はECサイトのデザインにあるかもしれません。売れているECサイトは、ただオシャレなだけでなく、顧客が自然と「欲しい」と思い、安心して購入できるための「デザインの原則」に基づいています。この記事では、初心者でもすぐに実践できる、売上アップに直結する4つのデザイン原則を具体的に解説します。
①目的が明確で分かりやすい
訪問者がサイトにたどり着いた数秒で「何のお店か」が伝わらなければ、すぐに離脱されてしまいます。あなたのストアの目的を明確に伝えましょう。
誰に何を売るかが明確
「20代女性向けの韓国ファッション」「オーガニックにこだわる方向けの食品」のように、トップページを見れば、誰のための、どんな商品を扱う店なのかが一目で分かることが重要です。ターゲットを明確にすることで、響くメッセージやデザインが決まります。
ファーストビューが最重要
サイトを開いて最初に表示される画面(ファーストビュー)で、訪問者の心を掴む必要があります。魅力的なメインビジュアル、ストアの強みを伝えるキャッチコピー、そしてセール情報や人気ランキングへの導線を分かりやすく配置しましょう。
迷わせないナビゲーション
顧客が探している商品に最短でたどり着けるよう、分かりやすいカテゴリー分けや検索窓を設置しましょう。「トップス」「ボトムス」といった基本的なメニューはもちろん、「新着商品」「特集」など、顧客の興味を引く導線も効果的です。
②安心して買い物ができる信頼感
顔の見えないネットショップでは、顧客の不安を取り除き、「このお店なら大丈夫」と思わせる信頼性の構築が不可欠です。
法律に基づく情報開示
「特定商取引法に基づく表記」や「プライバシーポリシー」は、法律で定められているだけでなく、顧客がストアの信頼性を判断する重要な指標です。フッターなどに必ず明記し、いつでもアクセスできるようにしておきましょう。
お客様の声やレビューの活用
実際に商品を購入した人の声は、何よりの信頼の証です。商品ページにレビュー機能を導入したり、お客様から寄せられた感想を「お客様の声」として掲載したりすることで、未来の顧客の購入を後押しします。
商品の魅力が伝わる写真
高品質で、商品の魅力が最大限に伝わる写真を用意しましょう。様々な角度からの写真、使用シーンがイメージできる写真、素材の質感が分かるアップ写真など、豊富なビジュアル情報は、顧客が商品を手に取れない不安を解消します。
③スムーズな購入体験の提供
どれだけ商品を気に入ってもらえても、購入プロセスが複雑で面倒だと、顧客は簡単にカゴ落ち(購入をやめてしまうこと)してしまいます。
目に留まる購入ボタン
「カートに入れる」や「購入手続きへ」といったボタンは、ストアのゴールです。他の要素と区別がつく目立つ色を使い、顧客が迷わずクリックできる大きさ・配置にしましょう。行動を促す明確な文言も重要です。
入力の手間を最小限にする
購入時の個人情報入力は、顧客にとって最も手間のかかる作業です。入力項目は必要最小限に絞り込み、住所の自動入力機能を活用するなど、少しでも手間を減らす工夫がコンバージョン率を大きく改善します。
スマホでの見やすさは大前提
今やECサイトのアクセスの大半はスマートフォンからです。スマホで見た時に、文字が小さすぎないか、ボタンが押しにくくないか、画像が見切れていないかを必ず確認しましょう。スマホでの快適な操作性は、売上に直結します。
④ブランドイメージの一貫性
サイト全体でデザインのトーン&マナー(トンマナ)を統一することで、ブランドイメージが確立され、顧客に覚えてもらいやすくなります。
色とフォントのルール化
サイト内で使用する色は、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色程度に絞りましょう。フォントも同様に、見出し用と本文用を数種類に限定することで、サイト全体に統一感が生まれ、洗練された印象を与えます。
写真の世界観を統一する
商品の写真やバナー画像は、明るさや色味、構図のトンマナを合わせましょう。写真の世界観を統一するだけで、サイトの専門性やブランド価値が高まり、顧客からの信頼に繋がります。
SNSとの連携とイメージ統一
InstagramなどのSNSアカウントも、ECサイトと同じブランドイメージで運用しましょう。プロフィール画像や投稿内容のトンマナを統一することで、SNSからサイトへ訪れた顧客が違和感なく買い物を楽しめます。
まとめ
売れるECサイトのデザインは、センスの良し悪しで決まるわけではありません。「分かりやすさ」「信頼感」「スムーズな体験」「一貫性」という4つの原則に基づき、いかに顧客視点でサイトを設計できるかが重要です。今回紹介したポイントを参考に、ぜひ一度ご自身のストアを見直してみてください。一つ改善するだけでも、顧客の反応はきっと変わるはずです。























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