エクスプレスチェックアウトとは?
ECサイトで最も売上損失が発生する場所、それがお客様情報の入力画面です。住所や氏名、クレジットカード番号といった多くの情報を入力する手間が、購入の大きなハードルとなります。「エクスプレスチェックアウト」は、このハードルを取り除くための強力な決済方法です。
住所・カード入力が不要
エクスプレスチェックアウトとは、お客様が普段利用しているサービス(AmazonやAppleなど)のアカウントに登録済みの情報を使って、支払いを行う仕組みです。お客様は、Shopifyストアの決済画面で、慣れ親しんだサービスのボタンをタップするだけで、面倒な個人情報の入力を完全にスキップできます。
カゴ落ち率を大幅に改善
購入完了までのステップが劇的に短縮・簡略化されることで、お客様の購入離脱(カゴ落ち)を大幅に減らす効果が期待できます。特に、小さな画面で文字入力が煩わしいスマートフォンからの購入において、その効果は絶大です。売上向上のために、導入しない手はない機能と言えるでしょう。
Shopifyで使える主要サービス
Shopifyでは、世界的に広く利用されている、以下の主要なエクスプレスチェックアウトサービスに簡単かつ標準で対応しています。
- Apple Pay
- Google Pay
- Amazon Pay
- PayPal
Apple Pay / Google Payの設定
Apple PayとGoogle Payは、それぞれApple社とGoogle社が提供する決済サービスです。Shopifyでは、この2つの導入が驚くほど簡単に行えます。
Shopifyペイメントで自動有効
Shopifyペイメントを有効にしているストアでは、Apple PayとGoogle Payは自動的に有効化されます。特別な申し込みや追加設定は一切不要です。これだけで、世界中の何億人ものユーザーが利用する最先端の決済方法に、あなたのストアが対応できます。
お客様側の利用条件
お客様の画面にApple PayやGoogle Payのボタンが表示されるかは、お客様の利用環境によります。例えば、iPhoneのSafariブラウザで見ていればApple Payが、AndroidのChromeブラウザで見ていればGoogle Payが、それぞれ自動的に表示されます。
手数料はカード決済と同じ
Apple PayやGoogle Pay経由で支払われた場合でも、事業者側にかかる決済手数料は、Shopifyペイメントの通常のクレジットカード決済手数料と全く同じです。追加の費用なしで、お客様の利便性を大きく向上させることができます。
Amazon Pay / PayPalの設定
Amazon PayとPayPalは、世界中で巨大なユーザー基盤を持つ決済サービスです。これらを導入することで、お客様にさらなる安心感と利便性を提供できます。
個別のアカウント作成と連携
これら2つのサービスを導入するには、Shopifyとは別に、それぞれの公式サイトで事業者用(ビジネス)のアカウントを作成し、審査を受ける必要があります。審査が完了したら、発行されたアカウント情報をShopifyと連携させることで、決済方法として有効になります。
Shopifyでの有効化手順
事業者アカウントの準備ができたら、Shopify管理画面の「設定」>「決済」へ進みます。「対応決済方法」または「その他の決済方法」のセクションから、Amazon PayまたはPayPalを選択し、画面の指示に従ってアカウント情報を入力すれば、連携は完了です。
各サービスの手数料
Amazon PayやPayPalの手数料は、Shopifyペイメントとは異なる独自の料金体系(例:販売額の3.6% + 40円など)が適用されます。また、Shopifyペイメントを利用しないため、プランに応じたShopifyの取引手数料(0.6%〜2.0%)が別途発生する点にも注意が必要です。
まとめ
お客様の購入手続きの手間を極限まで減らす「エクスプレスチェックアウト」は、現代のECサイトにおける必須機能です。Shopifyでストアを運営するなら、
- まずShopifyペイメントを有効化し、Apple PayとGoogle Payに自動で対応する。
- 次に、Amazon Payを導入し、巨大なAmazonユーザー層にアピールする。
この2ステップが、カゴ落ちを減らし、売上を最大化するための王道パターンと言えるでしょう。簡単な設定で大きな効果が期待できるこれらの機能を、ぜひあなたのストアにも導入してください。
























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