導入の基本:代替決済方法
Shopifyペイメントでクレジットカード決済に対応したら、次はお客様の多様なニーズに応えるため、日本独自の決済方法の導入を検討しましょう。これらは、ストアの売上と顧客層を拡大するための重要な一手となります。
なぜこれらの決済方法が重要か
日本では、クレジットカードを持たない若年層や、オンラインでのカード利用に不安を感じるお客様も少なくありません。「コンビニ決済」や「後払い決済」といった、お客様にとって馴染み深く安心感のある選択肢を用意することで、こうした層の購入離脱(カゴ落ち)を防ぎ、販売機会の損失を最小限に抑えることができます。
外部サービスとの連携が必要
これらの決済方法は、Shopifyペイメントとは別に、専門の決済代行会社(外部決済サービス)と契約し、Shopifyと連携させることで導入します。サービスごとに申し込みと審査が必要になりますが、一度設定すれば、お客様はShopifyの決済画面で自然にこれらの方法を選択できるようになります。
Shopifyでの設定場所
外部決済サービスとの契約が完了したら、Shopifyの管理画面で連携設定を行います。場所は、「設定」>「決済」と進み、「対応決済方法」または「その他の決済方法」のセクションです。ここから契約したサービスを選択し、発行されたアカウント情報を入力して有効化します。
コンビニ決済・銀行振込の導入
コンビニ決済と銀行振込は、現金払いを希望するお客様にとって必須の選択肢です。これらは、一つの決済代行サービスを導入することで、まとめて対応するのが効率的です。
KOMOJUの活用が一般的
Shopifyストアにコンビニ決済や銀行振込を導入する場合、最も広く利用されているのが「KOMOJU(コモジュ)」という決済代行サービスです。KOMOJUと一つ契約するだけで、主要なコンビニチェーンでの支払いや、銀行振込(ペイジー含む)に一括で対応できます。
KOMOJUアカウントの作成
まず、KOMOJUの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。その後、事業者情報などを入力して本番利用の申請(Live申請)を行います。コンビニ決済や銀行振込は、KOMOJU側の簡単な審査のみで、比較的スピーディーに利用を開始できます。
Shopifyとの連携手順
KOMOJUの審査が完了したら、Shopifyの決済設定画面で「KOMOJU」を追加し、アカウント情報を入力して有効化します。これにより、お客様は決済画面で「コンビニ決済」や「銀行振込」を選択できるようになり、支払い完了後には注文ステータスが自動で更新されます。
後払い決済(BNPL)の導入
後払い決済(Buy Now, Pay Later)は、お客様が商品を受け取った後に代金を支払う方法で、特にアパレルなどのECサイトでコンバージョン率を高める効果があります。
PaidyやNP後払いが代表例
Shopifyと連携できる代表的な後払い決済サービスには、「Paidy(ペイディ)」や「NP後払い」があります。これらのサービスは、お客様への請求書発行や代金回収、さらには未払いのリスクまで、すべて代行してくれます。事業者は、商品発送後に、手数料を差し引いた商品代金をサービスから受け取ることができます。
各サービスへの申し込みと審査
PaidyやNP後払いを利用するには、それぞれの公式サイトから事業者として申し込みを行い、加盟店審査を受ける必要があります。取り扱い商材などにもよりますが、審査には通常1〜2週間程度の時間がかかります。
Shopifyとの連携手順
審査を通過し、アカウントが発行されたら、コンビニ決済と同様に、Shopifyの決済設定画面から該当のサービスを選択し、アカウント情報を入力して有効化します。これにより、お客様の支払い方法の選択肢に「あと払い(ペイディ)」などが表示されるようになります。
まとめ
クレジットカード以外の決済方法を充実させることは、より多くのお客様に安心して買い物を楽しんでもらい、ストアの売上を伸ばすための重要な戦略です。おすすめの導入ステップは、
- まず「KOMOJU」を導入し、コンビニ決済と銀行振込に対応する。
- 次いで、ターゲット顧客層に合わせ「Paidy」などの後払い決済を追加する。
という流れです。これらの外部決済サービスを賢く活用し、お客様にとって利便性の高い、選ばれるストアを構築していきましょう。























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