事業内容

ホームページ制作・運用・集客

あっ!と驚く未来をつくりだす

無料相談

ホームページ関連のお悩み解決

おぉ!と感動の体験をうみだす

外部決済サービス利用時の「取引手数料」とは?プランごとの料率を解説

Shopifyの2種類の手数料

Shopifyで発生する手数料には、大きく分けて2種類が存在します。この2つを明確に区別することが、「取引手数料」を理解するための第一歩です。

① 決済手数料

「決済手数料」とは、お客様がクレジットカードなどで支払いを行った際に、その決済を処理する決済会社(カード会社など)に支払う手数料のことです。これは、どのECプラットフォームや決済サービスを利用しても、キャッシュレス決済を導入する限り必ず発生する費用です。

② 取引手数料

「取引手数料」とは、Shopifyペイメント以外の外部決済サービス(例:Stripe, PayPal, GMOイプシロンなど)を利用した場合に、Shopifyに対して別途支払う必要がある手数料です。プラットフォームの利用料のような位置づけで、売上ごとに一定の料率が課金されます。

Shopifyペイメントなら②は無料

ここが最も重要なポイントです。Shopifyが公式に提供する決済サービス「Shopifyペイメント」を利用する場合、この②の取引手数料は一切かかりません(0円になります)。事業者が支払うのは、①の決済手数料のみとなります。このため、多くのShopifyストアではShopifyペイメントが利用されています。

取引手数料が発生する仕組み

では、なぜShopifyペイメント以外の決済方法を選ぶと、追加で取引手数料が発生するのでしょうか。その理由と、具体的なコスト構造を解説します。

なぜこの手数料は存在するのか

Shopifyは、安全なサーバー環境の提供、システムの維持・アップデート、サポート体制の構築など、ストア運営の基盤となる様々なサービスを提供しています。Shopifyペイメントを利用する場合、その決済手数料の中からこれらの費用が賄われます。しかし、外部決済サービスを利用すると、Shopifyは決済手数料からの収益を得られません。その代わりに、プラットフォームの維持・利用料として設定されているのが取引手数料です。

外部決済サービス利用時のコスト

外部決済サービスを利用する場合、事業者が負担するコストは以下のようになります。

総コスト = ① 外部決済サービスの決済手数料 + ② Shopifyの取引手数料

例えば、決済手数料3.0%の外部サービスをベーシックプラン(取引手数料2.0%)で利用した場合、売上に対する実質的な手数料率は合計で5.0%にもなります。

対象となる決済サービス

取引手数料は、クレジットカード決済などを提供する外部の決済代行サービスを利用した場合に発生します。ただし、銀行振込や代金引換、請求書払いといった手動の決済方法や、Shopify POSでのオフライン決済については、この取引手数料の対象外となります。

プラン別の取引手数料率

取引手数料の料率は、契約しているShopifyの料金プランによって異なります。上位のプランほど、料率は低く設定されています。

ベーシックプランの料率

エントリープランである「ベーシック」プランで、外部決済サービスを利用した場合の取引手数料率は2.0%です。決済手数料が3%台の外部サービスと組み合わせると、合計で5%以上の手数料がかかることになります。

スタンダードプランの料率

事業の成長期に適した「スタンダード」プランの場合、取引手数料率は1.0%に下がります。月額料金は上がりますが、売上規模が大きくなるほど、この手数料率の差がコスト削減に繋がります。

プレミアムプランの料率

大規模ストア向けの「プレミアム」プランでは、取引手数料率は最も低い0.6%に設定されています。既存の契約や特別な理由で、どうしても外部決済サービスを使い続けたい大規模事業者にとっては、このプランが選択肢となります。

まとめ

Shopifyの「取引手数料」は、Shopifyペイメント以外の外部決済サービスを選択した場合にのみ発生する、プラットフォーム利用料です。外部決済サービスを利用する際は、そのサービスの決済手数料に加えて、Shopifyの取引手数料が上乗せされるため、トータルのコストを慎重に計算する必要があります。

結論として、これからShopifyでストアを開設するほとんどの事業者にとっては、取引手数料が無料で、設定も簡単な「Shopifyペイメント」が最もシンプルかつ経済的な選択と言えます。特別な要件がない限り、まずはShopifyペイメントの利用を第一に検討しましょう。

株式会社AO 吉川悠太

株式会社AO 吉川悠太

岡山県生まれ。 一橋大学を卒業後、株式会社ツムラに入社。10年間、営業・Webマーケ・AI開発を経験。2024年、Web制作・集客の株式会社AOを創業。

ホームページ制作

Web制作・集客、AI活用の悩み、
まずはお気軽にご相談ください

無料相談はこちらから

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

同じカテゴリーの記事

すべての記事

ページ上部へ戻る