ステップ1:無料トライアル登録
Shopifyでのストア開設は、まず無料トライアルに登録することから始まります。クレジットカードの登録は不要で、メールアドレスさえあれば数分で完了します。この最初のステップで、あなたのオンラインストアの土台が作られます。
Shopify公式サイトにアクセス
まずは、Shopifyの公式サイトにアクセスし、「無料体験を始める」といったボタンをクリックします。ここから、あなたのストア作成の旅がスタートします。
簡単なアンケートに回答
次に、いくつかの簡単な質問に答えます。例えば、「どのような商品を販売しますか?」「どこで販売しますか?」といった内容です。これらは、あなたに最適な設定をShopifyが提案するためのもので、後からいつでも変更可能なので、直感的に回答して問題ありません。
Shopify IDを作成
ストアを管理するためのアカウント(Shopify ID)を作成します。メールアドレス、Apple、Facebook、Googleのアカウントいずれかを使用して登録できます。登録が完了すると、あなたのストア専用の管理画面が作成され、いよいよストア構築のステップに進みます。
ステップ2:ストアの基本設定
管理画面にアクセスできたら、ストアを公開するために最低限必要な基本設定を行います。特に、商品、決済、配送はビジネスの根幹となるため、最初に着手しましょう。
商品を1つ登録してみる
ストアの主役である商品を登録します。管理画面の「商品管理」から「商品を追加する」を選び、商品名、商品説明文、価格、商品写真などを入力します。最初に商品を登録しておくことで、後のデザイン設定の際に、実際の表示イメージを確認しながら作業を進められます。
決済方法(ペイメント)を設定
お客様が商品代金を支払うための設定です。最も簡単でおすすめなのが、Shopify独自の決済サービス「Shopifyペイメント」を有効化することです。管理画面の指示に従って事業情報を入力するだけで、審査不要で主要なクレジットカード決済に即日対応できます。
配送(送料)を設定
商品をお客様に届けるための送料を設定します。最初は「国内向けに全国一律〇〇円、△△円以上で送料無料」のような、シンプルなルールから設定するのがおすすめです。管理画面の「設定」>「配送と配達」から、簡単にルールを作成できます。
ステップ3:ストアのデザインと公開
ストアの裏側の設定が完了したら、次はお客様が目にする「お店の顔」であるデザインを整え、いよいよストアを公開します。
デザインテーマを選択
管理画面の「オンラインストア」>「テーマ」から、ストアのデザインテンプレートを選びます。Shopifyには無料でもデザイン性の高いテーマが多数用意されているので、まずはその中からブランドイメージに近いものを選びましょう。「カスタマイズ」ボタンから、ロゴのアップロードやメインカラーの変更などが直感的に行えます。
特定商取引法ページを作成
日本の法律で義務付けられている「特定商取引法に基づく表記」ページを作成します。Shopifyには、必要な項目が入力された雛形を自動で生成する便利な機能があります。「設定」>「ポリシー」から数クリックで作成できるので、必ず設定しておきましょう。これはお客様の信頼獲得にも繋がります。
ストアのパスワードを解除
初期状態のストアは、関係者以外が見られないようパスワードで保護されています。ストアを一般公開するには、このパスワードを解除する必要があります。解除するには、いずれかの有料プランを選択する必要があります。プランを選択し、「オンラインストア」>「各種設定」からパスワード保護を無効にすれば、あなたのストアが世界に公開されます。
まとめ
Shopifyのストア開設は、この記事で紹介した手順に沿って進めれば、専門知識がない方でも決して難しいものではありません。重要なのは、最初から完璧を目指すのではなく、まずは最低限の設定でストアを公開してみることです。ストアは公開後も、いつでも改善・成長させていくことができます。ECサイトという自分だけのお店を持つ感動は、何物にも代えがたい経験です。まずは無料トライアルへの登録から、その第一歩を踏み出してみましょう。























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