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法律に注意!ECで販売できない商品、許可が必要な商品リスト

原則として販売が禁止の商材

ECサイトでビジネスを始める前に、まず知っておくべきは、法律によってオンラインでの販売が厳しく制限、または完全に禁止されている商品カテゴリです。「知らなかった」では済まされないため、これらの商材は絶対に取り扱わないようにしましょう。

偽ブランド品や海賊版

偽物のブランド品や、著作権を侵害するアニメ・映画の海賊版DVDなどを販売することは、商標法著作権法に違反する犯罪行為です。仕入れ品だけでなく、ハンドメイド作品にキャラクターデザインを無断で使用することも同様に違法となるため、注意が必要です。

法律で規制される危険物

銃刀法で規制される拳銃や刀剣、火薬類取締法に該当する花火や火薬、覚醒剤取締法で規制される薬物などは、言うまでもなく販売が禁止されています。これらの商品をオンラインで販売することは、社会の安全を脅かす重大な違法行為となります。

医療用医薬品・麻薬など

医師の処方箋が必要な医療用医薬品のインターネット販売は、医薬品医療機器等法(薬機法)により固く禁じられています。また、麻薬及び向精神薬取締法で規制されている薬物も同様です。これらは人の生命に関わるため、極めて厳格な管理下にあります。


販売に許可・届出が必要な商材

次に、販売自体は可能ですが、事業を開始する前に必ず行政からの許可や届出が義務付けられている商材カテゴリです。無許可で販売すると罰則の対象となるため、手続きを確実に行いましょう。

中古品(古物)

一度使用されたものや、新品でも転売目的で仕入れたものは「古物」とみなされ、販売には古物営業法に基づく「古物商許可」が必要です。この許可は、管轄の警察署に申請します。フリマアプリでの個人の不用品売買とは異なり、ビジネスとして中古品を扱う場合は必須です。

手作りの食品やお菓子

手作りのクッキーやケーキ、パンなどを販売するには、食品衛生法に基づく「菓子製造業」などの営業許可が必要です。許可を得るには、基準を満たした専用の厨房施設を用意し、「食品衛生責任者」の資格を持つ人がいることが条件となります。管轄の保健所が窓口です。

化粧品や健康食品

手作り石鹸などの化粧品や、サプリメントなどの健康食品の販売は、医薬品医療機器等法(薬機法)の規制を受けます。化粧品を製造・販売するには「化粧品製造販売業許可」が、健康食品は効果効能を謳う広告表現が厳しく制限されるなど、専門的な知識と手続きが求められます。


特定の免許が必要になる商材

さらに、専門性の高い免許や資格がなければ販売できない商材もあります。これらは特に規制が厳しく、参入にはしっかりとした準備と計画が不可欠です。

お酒(酒類)

ビールやワイン、日本酒などのお酒をオンラインで継続的に販売するには、酒税法に基づき、税務署から「通信販売酒類小売業免許」を取得する必要があります。他の小売業免許とは異なる専門の免許であり、取得には詳細な要件が定められています。

ペットフード

犬や猫などのペットが食べるフードを製造、輸入、または販売する場合、ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)に基づき、国(農林水産省)への届出が義務付けられています。ペットの健康を守るための重要なルールです。

コンタクトレンズ

視力補正用のコンタクトレンズは、高度管理医療機器に分類されます。これを販売するには、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく「高度管理医療機器等販売業許可」が必須です。許可の取得には、営業所ごとに管理者を設置するなど、厳しい基準が設けられています。


まとめ:安全な運営のために

ECサイトでの販売は手軽に始められる一方で、多くの法律が関わってきます。知らずに法律を犯してしまうと、罰金や営業停止だけでなく、大切な顧客からの信頼も失ってしまいます。取り扱いたい商材が決まったら、まずはこの記事を参考に、関連する法律や必要な許可がないかを確認する習慣をつけましょう。不明な点があれば、保健所や警察署、税務署などの専門機関に相談し、クリーンで安全なショップ運営を心がけてください。

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