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コーディング不要?AIを活用して魅力的なECサイトのレイアウトを設計する方法

ECサイトのロゴやバナーといった「顔」となるパーツがAIで揃いました。次はいよいよ、お店全体の「骨格」であり「内装」となるサイトレイアウトの設計です。

どれだけ美しいロゴやバナーがあっても、サイトの構造が分かりにくかったり、商品が見つけにくかったりすれば、お客様はすぐに離脱してしまいます。魅力的なレイアウトとは、単に見た目が良いだけでなく、お客様をスムーズに購入まで導く「売れる設計図」なのです。

「でも、デザインやコーディングの知識なんてない…」ご安心ください。シリーズ第10回は、専門知識がなくても、AIを活用して魅力的かつコンバージョン率の高いECサイトレイアウトを設計する具体的な方法を解説します。AIという名の優秀な設計士と共に、お客様にとって最高の店舗を作り上げましょう。

売れるECサイトレイアウトの3原則

AIを活用する前に、まず「売れるレイアウト」とは何か、その基本原則を理解しておくことが重要です。AIに的確な指示を出すためにも、以下の3点を押さえましょう。

① 顧客を迷わせない導線設計

お客様がトップページから商品を探し、カートに入れ、決済を完了するまでの一連の流れ(導線)がシンプルで分かりやすいこと。これが最も重要です。優れた導線は、お客様の離脱を防ぎ、購入完了率を高めます。

② 商品の魅力が伝わるビジュアル

ECサイトでは、商品を手に取って見ることができません。そのため、商品の魅力が最大限に伝わるような、高品質な写真や動画を効果的に配置することが不可欠です。視覚的なアピールが顧客の購買意欲を刺激します。

③ 購入を後押しするCTA配置

CTA(Call To Action)とは、「カートに入れる」「購入する」といった、お客様に行動を促すボタンのことです。これらのボタンがどこにあるか一目で分かり、適切なタイミングで表示される設計が、売上を大きく左右します。

AIを活用したレイアウト設計3STEP

上記の3原則を踏まえ、AIを使って実際にレイアウトを設計していくための具体的な3つのステップをご紹介します。コーディングは一切不要です。

STEP1:AIによるワイヤーフレーム作成

ワイヤーフレームとは、サイトの骨格となる設計図のことです。「Framer AI」などのツールに「コーヒー豆を売るECサイト」のように指示するだけで、AIが最適なページの構成案や要素の配置案を自動で生成してくれます。

STEP2:AIテーマ・テンプレートの選定

Shopifyなどの主要なECプラットフォームでは、AIが業種やブランドイメージに合った最適なデザインテーマ(テンプレート)を提案してくれます。これにより、デザインの知識がなくても、プロが設計したような統一感のあるサイトを手軽に構築できます。

STEP3:AIによるA/Bテストで最適化

サイト公開後もAIの仕事は終わりません。「購入ボタンの色は赤と緑、どちらがクリックされやすいか?」といった課題に対し、AIが自動でA/Bテストを実施。データに基づいて、よりコンバージョン率の高いデザインへと継続的に改善してくれます。

主要プラットフォームのAI機能

現在、多くのECプラットフォームやサイトビルダーが、レイアウト設計を支援するAI機能を搭載しています。代表的な3つのツールを見てみましょう。

Shopify Magicの活用法

Shopifyに搭載されている「Shopify Magic」は、テキストを入力するだけで、あなたの指示に合わせたテーマのカスタマイズやセクションの追加をAIが自動で行ってくれます。細かなデザイン調整も対話形式で可能です。

Wix ADIによる自動サイト生成

Wix ADI(人工デザイン知能)は、いくつかの簡単な質問に答えるだけで、業種や目的に合わせて、テキストや画像を含んだWebサイト全体をAIが自動で生成してくれます。とにかく早くサイトを立ち上げたい場合に最適です。

STUDIO AIの設計支援

日本のデザインツール「STUDIO」にもAI機能が搭載されています。デザインに行き詰まった際に、AIが文脈に合ったレイアウトの改善案や新しいセクションのデザインを提案してくれるなど、プロのデザイナーの相棒のような役割を果たします。

まとめ:AIと創る最適な顧客体験

ECサイトのレイアウト設計は、もはや専門家だけのものではありません。AIは、デザインの知識やコーディングスキルがない人でも、データに基づいて「売れる設計図」を描くことを可能にしました。

今回ご紹介した原則とステップを参考に、あなたのECプラットフォームに搭載されたAI機能を最大限に活用してみてください。AIと共に試行錯誤を繰り返すことで、お客様にとって最も快適で、かつ売上に繋がる最適な顧客体験を創り上げることができるでしょう。

次回の記事では、ECサイト運営の裏側を支える重要な業務、「ささげ業務(撮影・採寸・原稿)」をAIで9割自動化する革命的なテクニックについて解説します。

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