商品登録画面へのアクセス
Shopifyのストア作りは、主役である「商品」を登録することから始まります。管理画面は一見すると多機能に見えますが、商品登録のプロセスは非常に直感的です。まずは、商品登録画面にたどり着くまでの簡単なステップを確認しましょう。
管理画面から「商品管理」へ
Shopifyの管理画面にログインしたら、画面左側にあるメインメニューに注目してください。上から2番目にある「商品管理」という項目をクリックします。ここが、あなたのストアに並べるすべての商品を管理する場所の入り口です。
「商品を追加する」ボタン
「商品管理」画面を開くと、これまでに登録した商品の一覧が表示されます。ストアを始めたばかりの段階では、ここには何も表示されていません。画面の右上または中央にある、緑色の「商品を追加する」ボタンをクリックすると、新しい商品の登録画面が開きます。
画面の全体構成
商品登録画面は、上から順に「基本情報(商品名や説明文)」「メディア(写真)」「価格」「在庫」といったセクションに分かれています。この順番に沿って入力していけば、自然と必要な情報がすべて網羅されるように設計されています。
【必須】基本情報の入力
ここからは、商品ページを作成する上で最も重要となる基本的な情報を入力していきます。お客様が購入を決めるかどうかに直結する部分ですので、ポイントを押さえて丁寧に入力しましょう。
商品名と説明
「商品名」には、お客様が探しやすいように、商品の正式名称だけでなく、素材や特徴といったキーワードも含めるのがおすすめです。(例:「オーガニックコットン 半袖Tシャツ ロゴ入り」)
「説明」の欄には、商品の魅力を伝えるストーリーや仕様、使い方などを詳しく記載します。箇条書きや見出しを使って、読みやすく工夫しましょう。
メディア(商品画像)
お客様が商品を手に取れないネットショップにおいて、写真は最も重要な情報です。「メディア」セクションに、高画質で魅力的な商品写真を複数枚アップロードしましょう。様々な角度から撮影した写真や、実際に使用しているシーンの写真があると、お客様は商品をイメージしやすくなります。
価格設定
「価格設定」セクションで、商品の販売価格を決定します。セールを行う場合は、「割引前価格」に元の価格を、「価格」にセール後の価格を入力することで、自動的に割引表示がされます。また、「費用」の欄に商品の原価を入力しておくと、後から利益率の分析が簡単に行えます。
在庫とバリエーションの設定
商品の基本的な情報が入力できたら、次は在庫数や配送、そしてサイズや色といったバリエーション(種類)に関する設定を行います。これにより、正確な販売管理が可能になります。
在庫(SKU・バーコード)
「在庫」セクションでは、在庫数を入力し、Shopifyに在庫を追跡させるかどうかを設定します。「SKU」とは、商品を管理するためのあなただけの管理番号(例:TSHIRT-001)のことです。最初は任意ですが、商品数が増えてくると非常に役立ちます。
配送(重量の設定)
「配送」セクションの「重量」は、重量に応じて送料を計算する設定にしている場合に、正確な送料を算出するために必要な項目です。商品だけでなく、梱包材を含めた重さを入力しておくと、より正確な管理ができます。
バリエーション(サイズ・色)
TシャツのS・M・Lサイズや、黒・白といった、一つの商品に複数の種類がある場合は、「バリエーション」機能を使います。「サイズ」や「色」といったオプション名と、それぞれの値を入力するだけで、Shopifyが自動的に全パターンの組み合わせを作成してくれます。バリエーションごとに価格や在庫数を個別に設定することも可能です。
まとめ
Shopifyの商品登録は、この記事で紹介した必須項目、特に「商品名」「説明」「メディア」「価格」の4つを埋めるだけで完了できます。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度登録してみれば、その簡単さを実感できるはずです。登録した内容は後からいつでも何度でも修正できるので、完璧を目指す必要はありません。まずはあなたの大切な商品を一つ、世界に向けて登録することから始めてみましょう。






















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